顎関節症について
顎が痛い、口が開かない、口を開け閉めすると音がする、といった症状がある場合、顎関節症が疑われます。
これは、顎の関節の関節円板という部分の動きが悪い場合や、顎の周りの筋肉が傷んでいる場合、顎関節に変形がある場合などの原因があります。
そして、顎関節症では口や顎の症状以外に、頭痛や肩こりなどを引き起こすこともあります。
また、奥歯の虫歯の痛みや、親知らずの痛みで顎のあたりが痛くなる場合もありますので、原因が顎にあるかどうかはレントゲン撮影などの検査で診断します。
顎関節と関節円板の位置関係
口を閉じた時 口を開けた時
正常な状態の顎関節の動き
関節円板がスムーズに動いて、口の開け閉めを行うことが出来ます。
口を閉じた時 口を開けた時
口の開け閉めの際に音が鳴る場合
口を開け閉めする際に関節円板がスムーズに動かないで引っかかるために、顎の骨と円板がひっかかる音がします。
口を閉じた時 口を開けた時
口が開かない場合
口の開け閉めで関節円板がずれたものが、正常な位置に戻れずに口が開け閉め出来なくなります。
口を閉じた時 口を開けた時
顎関節症を引き起こす原因としては、強い衝撃(顎をぶつけた、硬いものを咬んだなど)や急激な顎の動き(あくびなどで大きく口を開けたなど)といったことで顎を痛めることが多いです。
また、歯並びや咬み合わせ、歯ぎしり、食いしばりなどによることや、顎に負担がかかる癖(うつぶせ寝、頬づえなど)、生活習慣やストレスなどが原因になることもあります。
顎関節症の症状・状態や原因・きっかけなどにより、咬み合わせの治療やスプリント治療(顎関節用のマウスピースを使った治療)、開口訓練などを行っています。
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