人間の体には様々な防御機能が備わっていますが、その中で、唾液には虫歯にならないための役割が備わっています。
唾液の働きには
- 虫歯菌や食べカスなどを洗い流す清浄作用
- 食後に細菌が作り出した酸を中和する緩衝作用
- カルシウムやリンが含まれており、歯の再石灰化を促す作用
- 細菌の発育を抑制する抗菌作用
- 免疫物質で虫歯菌を防御する免疫作用
といったものがあり、唾液によって歯が守られています。
このように歯にとって非常に重要な働きをする唾液ですが、一日の中で唾液の量は変化します。夜間・就寝中は唾液量は減少しますので、その時間帯は虫歯になるリスクが高いと言えます。ですので、夜寝る前に食べたり、歯磨きをしなかったりということは、虫歯になる危険が高くなりますので注意しましょう。