時々、
「テレビで口の中のガンのことをやっていて、自分も気になったので見て下さい。」
ということで受診して頂くことがあります。
たしかに、ご自分では癌なのかどうか判断がつかないと思いますので、何か気になった時にはどうぞご相談下さい。
口の中の癌には歯肉癌、舌癌、頬粘膜癌、口唇癌など出来た部分で名前があります。本当に癌であれば、きちんとした検査や治療が必要になりますので専門の医療機関に紹介させて頂きます。
また、お口の中のできものでも、癌ではなく良性腫瘍といって癌ほど緊急性のないものもありますし、炎症による口の中の変化であるときもあります。
そして、気を付けて頂きたいのは、口内炎や、入れ歯や歯にあたってできた口の中の傷でも繰り返しできたり、慢性的になってしまう場合は、そこからがんになってしまうことがまれにあるということです。
虫歯や入れ歯の不具合を放っておかないで、きちんと治療して定期的にチェックしていくことは、口の癌になるリスクを下げることになりますし、体の健康のためにも重要ですので、歯の治療や定期健診はしていきましょう!